こんにちは、資格マニアのオトメです♡
このたび統計検定の「専門統計調査士」を受験してきました。
オトメ
忘れないうちに試験の様子のレポを書き留めておきます!!
目次
専門統計調査士とは?
そもそも専門統計調査士ってなんだ?って方も多いと思うので、試験の説明から。
専門統計調査士検定は、調査の企画・管理、ならびにデータの高度利用の業務に携わる上で必要とされる、調査企画、調査票作成、標本設計、調査の指導、調査結果の集計・分析、データの利活用の手法等に関する基本的知識と能力を評価する検定試験です。
(統計検定HPより)
要するに、
- 「こういう調査をしたいんだけど、どういう風に企画したらいい~?」とか、
- 「この回帰分析の結果から言えることは?」とか、
- 「こんなアンケートを実施するときに、気を付けたほうがいいことは?」といった
一次データを取る際や、既にある先行調査を二次データとしての使う時の注意点について勉強します。
統計調査士との違い
専門統計調査士のワンランク下の試験として、「統計調査士」があります。
専門統計調査士の方がやや高度な統計利用や読み取りの知識を要求されます。
その他、出題範囲が微妙に違うので、専門統計調査士では聞かれないけど統計調査士では聞かれる…といったことも。
また、統計調査士・専門統計調査士の両方に合格して初めて「専門統計調査士」の認定証が授与されます。
だから、いきなり専門統計調査士だけ受験して例え合格しても「いえーい専門統計調査士ー!」とはなりません。
オトメ
(来年に統計調査士受けます…)
それを過ぎてから専門統計調査士の資格を取ることになった場合、再び受験して合格する必要があります。
専門統計調査士の試験日
試験日は年に1度、11月の第4日曜日です。
同日に統計調査士の試験も実施されます。
専門統計調査士の受験料
10,000円です。
統計調査士は5,000円なので倍しますね…。
私が専門統計調査士を受験した理由
私は専攻が社会学なので、統計を利用した分析をよくやります。
また、いずれ自分でも量的調査をやる機会があるだろうと思ったので、今後の勉強ために受験をすることにしました。
ちなみに、編入以前の大学が理数系の大学だったため、
統計や応用統計についての知識(統計検定2級程度)がある程度ありました。
この辺はちょっとラッキーだったかもしれません。
専門統計調査士 使用参考書
使用した参考書は2冊です。
統計検定 統計調査士・専門統計調査士 公式問題集
日本統計学会公式認定 統計検定 統計調査士・専門統計調査士 公式問題集[2015〜2017年]
これ1冊を集中的にやりました。
3年分やると分かってくるのですが、ジニ係数とか回帰分析とか、毎年必ず出題されるものがあります。
そうしたところをしっかりと抑えておくために、過去問は必須です。
逆に言えばこれ一冊あればなんとかなります。
入門・社会調査法
試験直前に、読物的にさっと読みました。
専門統計調査士の試験で良く聞かれる調査の手法や、実施においての注意点などが書かれています。
過去問だと情報がバラバラなため、一度体系的に学びたい方はこちらをおすすめします。
専門統計調査士 試験の流れ
出願
専門統計調査士の個人申し込み期間は、例年9月頭~10月半ばです。
2018年は9月5日~10月12日に出願受付を行っていました。
受験票到着
試験の2週間前ぐらいに、受験票が送られてきました。
証明写真を貼付する必要があるので、あわてないように事前に用意しておきましょう。
試験当日
試験都市は東京を選択していたので、会場は東大本郷キャンパスに。
試験開始時刻は10時半で、10時から開場しています。
受験者の年齢層は、意外にも中年層の方が多かったです。
むしろ私のような学生は2~3割ほど。
仕事上必要で勉強している方や、学びなおし目的の方が多いのでしょうか?
まとめ:専門統計調査士はこんな人が受けるべき
残念ながら、専門統計調査士に合格したからと言って就ける職業があるわけではありません。
ですが、特に統計利用が重要な分野の学生にとっては、取る価値が十分にあります。
もちろん、統計を使うお仕事をしている社会人にも有効だと思います。
オトメ