【大学編入】徹底対策!小論文の基礎!!

【大学編入】徹底対策!小論文の基礎!!

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こんにちは、編入経験者のオトメです。

今回は編入試験で課されることの多い小論文について、どの専攻でも使えるテクニック・対策をまとめました。

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小論文を書く前に…原稿用紙について

編入試験で小論文の解答用紙として使われる原稿用紙には、2種類あります。1つはマス目のついたもの、1つは罫線(ヨコ線)のみのものです。

個人的な印象としては、後者の罫線のみの原稿用紙を採用している大学が多い印象です。その場合、設問にも〇字以内という制限はありません。ですが、原稿用紙の8割以上を埋めるのが暗黙のルールです。

練習用原稿用紙の作り方

日々の小論文練習でも、実際の編入試験で使われるものに近い原稿用紙を使うといいでしょう。もちろんよく市販されているマス目の原稿用紙を使っても構いません。練習のときは字数が分かった方が何かと便利ですしね。

本番と同じ雰囲気でやりたい場合は、罫線のみの原稿用紙でやりましょう。簡単にワードで自作することができます。

まず、ワードを開き、上部メニューの「レイアウト」→「原稿用紙設定」をクリック。

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そうするとこのようなポップアップが出てきます。

「スタイル」から「下線付き原稿用紙」を選択。

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そうすると以下のような原稿用紙が出来るので、後はこれを印刷して使えばOKです。オススメサイズはA4ですよ。

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小論文の出題形式

編入試験において、小論文の出題形式はおおよそ5種類あります。

  1. 課題小論文
  2. 資料文付き小論文
  3. グラフ・表を読み取る小論文
  4. 語句説明問題
  5. 要約問題

 

ねこさん
自分の志望大学が、例年どのパターンの出題をしているのかチェックしよう!

 

基本中の基本!課題小論文

今回は、小論文の基礎ということで「課題小論文」にズームアップしたいと思います。

課題小論文とは、資料文やグラフなどの添付が一切なく、課題だけがぽんと与えられた小論文です。例えば、以下のような問題。

現在の日本で「働き方改革」を実施することは、男女のライフコースにどのような影響を与えるか。あなたの考えを述べなさい。

適当に私が考えた設問ですが、こんな感じです。

 

おねえさん
なんだ!すごく簡単そうじゃん!

 

確かにぱっと見簡単に見える小論文の基礎的な問題ですが、実はこうした課題小論文が最も実力差が出やすい部分です。

資料が付いている小論文の場合、多少は引用で誤魔化すことも可能ですが、課題小論文には参考に出来る資料文がないため、自分できちんと構成を練らないと大失敗する可能性があります。

小論文が苦手な人は、こういった基礎的な練習から始めたほうがいいでしょう。

 

解答のアプローチ

いきなり原稿用紙に書き始めるのはNGです。まずは大まかな文章構成を作成し、簡単にメモを取りましょう。では、私が先程提示した例題を使ってみます。

現在の日本で働き方改革を実施することは、男女のライフコースにどのような影響を与えるか。あなたの考えを述べなさい。

 

この時に、「働き方改革」「ライフコース」という言葉を知っていないと回答することができませんよね。自分の専攻とする分野の用語や、時事ニュースを勉強することがいかに大事か分かると思います。特に、編入試験ではそうした知識があるかどうかを見られていますからね。

 

働き方改革】少子高齢化社会において、働き手のニーズの多様化と生産性向上の両立を図るために、さまざまな働き方を選択できる社会を実現するための政策。
ライフコース】人生の道筋、キャリア経歴のこと。

 

だから、日々専門書に目を通したり、ニュース・新聞を見ることが重要です。

特に社会科学系分野の場合は、実力差が如実に表れるところです。

 

 

問題文の意味をきちんと解釈したら、構成を考えましょう。

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(画像出典:【小論文書き方講座22】入試直前! 最後のココロエ〜テクニック面のサポート〜|受験サポートニュース|進研ゼミ高校講座)

 

この雛型をきちんと頭に入れておき、これに合わせて文章を完成させていきます。

 

まず、序論では自分の意見を述べましょう。

この例題で言えば、働き方改革が男女のライフコースに与える影響がどのようなものなのか、一文目で述べる必要があります。

 

例えば、私だったら以下のように書きだしていきます。

 働き方改革の実施により、男女のライフコースが性別役割分業にとらわれないものになると考える。

 

このような序論(意見提示)を制限字数の5%ほど書けたら、次は本論にうつります。

本論では、序論で自分が述べた意見の根拠を示す必要があります。全体の80%を書きましょう。

この例題で言えば、なぜ「働き方改革の実施が、性別役割分業にとらわれないライフコースの実現につながる」のか、理由を説明していかないといけませんね。

私だったら、まず、以下のようなメモを作成します。

働き改革が男女のライフコースに与える影響

【女性のライフコース】

働き方改革を行う→働き方の選択肢が増える→育児や介護との両立を迫られることの多い女性が雇用の機会を得やすい→M字カーブ*1の緩和

【男性のライフコース】

働き方改革を行う→フレキシブルな雇用体制を選択できるようになる→ワーク・ライフ・バランスを保つことができ、育児や家事に参加しやすくなる

男女のライフコース」と聞かれているので 、それぞれについてメモを作成してみました。……まあ、現実社会で実際にこうなっているかどうかは怪しい所ですが

 

このメモを元に本論を書いていくことにします。

 

 働き方改革により、働き方の選択肢が増えれば、育児や介護との両立を迫られることが多い女性が雇用の機会を得やすくなる。また、フルタイムで働くことが当然とされている男性も、パートタイム勤務などフレキシブルな雇用体制が認められれば、ワーク・ライフ・バランスを保つことができ、家庭参加しやすくなる。
このように、それまで当然とされてきた性別役割分業に縛られることがなく、自身の思い描くライフコースを、男女ともに実現しやすくなるだろう。

 

こんな感じですかね。このように軸が出来ていれば、あとは字数に応じて肉付けすれば大丈夫です。

最後に、結論で自分の意見をまとめます

結論は序論よりも気持ち多めに、制限字数の15%ぐらい書きましょう。

 

 以上より、働き方改革の実施は、男女のライフコースをより自由なものにすると言える。この政策により、過去の日本社会で積み重ねられてきた性別役割分業の固定観念にとらわれることなく、人々が自身の理想とするライフコースを歩みやすくなるだろう。

 

こんな感じで文章を完成させていきましょう。

 

実際の編入試験では、下書き用紙をつけてくれる大学も多いですが、中には解答用紙しかくれない大学もあります。

その時は、余白を上手く利用して構成メモを書き、少しずつ仕上げていきましょう。

 

小論文の勉強方法

小論文の簡単な解答のアプローチについて、例題を交えながら言及していきましたが、参考書などにより様々な構成やメモの取り方が提示されています。

ここに書いてあることだけを鵜呑みにせず、いくつかの小論文対策の参考書を見て、自分に合ったアプローチ方法を見つけていってください。

そのためには、過去問を解く・日々のアウトプットが欠かせません。

 

過去問を解く

まずは前年までの過去問を入手して、それらに対する答えを完璧に仕上げることです。その際はこちらを参考にするといいでしょう。

 

私も編入小論文の「いろは」は、こちらで勉強しました。

悪い回答例とその理由も載っていますし、法科大学院や経済・経営系、看護系など専門分野別の攻略法も書いてあります。

 

アウトプットの癖をつける

そして何よりも、自分の志望分野に関して日々アンテナを張ることが大事です。

何か思うことが出てきたら、ノートに書きだしたりブログに書いたり、とにかく意見を整理する癖をつけましょう。これだけで、小論文に対する基礎的な力を養うことが出来ます。

私がやっていた方法は、ノートの左側にその日キュレーションしたニュース・新聞記事を貼付し、ノートの右側に自分の意見を整理して書き留めていました。

 

ねこさん
小論文は一朝一夕で出来るようになるものではありません。だからこそ、日々の積み重ねが重要になってきます。

 

というわけで、頑張ってください!

 

 

 

 

 

*1:女性の年齢階級別労働力率を表したグラフにおいて、25~40歳に見られる大きな谷

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